2021年5月5日水曜日

【コラム】とよた演劇協会 1年、これから 石黒秀和(2018.5.17掲載)

 とよた演劇協会を設立して1年余りが過ぎた。協会の説明は設立と同時に立ち上げたとよた演劇協会のホームページ(https://toyota-engeki.jimdo.com)をご覧いただくとして、会費もとらない、誰でもいつでも入退会できるゆるい協会としては、煩わしい義務もない分、特に会員になることでのメリットなどもなく、それでも30名を超す方々がこの1年で登録してくれた。
 協会には一応数名の役員がいる。その役員を中心に、ホームページの運営や事業の企画などを行っている。
 昨年度は、劇カフェと称した演劇人の交流会やとよた演劇祭、野外群読劇、感動の玉手箱劇場などを、協会の主催、共催、主管事業として実施した。協会の事業としては先ずは交流会や勉強会を中心に運営していこうと思っていたのだが、感動の玉手箱劇場の運営におおよそ後半半年余りを費やしてしまったこともあり、正直肝心の交流会や勉強会がおざなりになってしまった感は歪めない。
 ホームページの運営も、役員が輪番でメンテナンスしているのだが、こちらも正直うまく回っていないのが現状であり、またそのあたりに役員の少なからぬ負担も生じている気がして、今後の課題だと認識している。ゆるくとも持続可能な組織運営と発展・・・そこへの挑戦がまだしばらくは続きそうである。
 いずれにせよ、この協会は、ちょっと演劇について悩んだり、誰かと話をしたくなった時、人と人をつなぐものでありたいと思っているので・・・とりあえず、近々「劇呑み」と称した飲み会を開催したいと思っています。会員の皆様もそうでない方もぜひご参加ください。

石黒秀和
富良野塾出身。作・演出家。
とよた市民アートプロジェクト推進協議会委員長。

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