2021年6月17日木曜日

【ダイアローグ】<TAG>ダイアローグ 第35回「実際のところ、豊田でのコロナの状況はどうなのか?」 ゲスト後藤真一氏(新三河タイムス編集長)動画公開及び文字起こし(2021.6)

豊田で活躍する人材をお招きしてお話を伺う<TAG>ダイアローグ。
2021年6月号は、新三河タイムス編集長の後藤真一氏をゲストにお招きし、豊田市という括りで昨年来のコロナの状況は実際のところどうなのか?をテーマに、豊田市の感染者数等のデータ分析、豊田市保健所への照会と回答、豊田市各分野の状況などについて話しました。
ゲスト:後藤真一(新三河タイムス編集長)
ホスト:石黒秀和、清水雅人 アシスタント:和久田朱里

<TAG>ダイアローグ 第35回「実際のところ、豊田でのコロナの状況はどうなのか?」
ゲスト後藤真一氏(新三河タイムス編集長)2021年6月号 動画  → https://youtu.be/faahIs7U0No
<TAG>チャンネル登録もよろしくお願いします → https://www.youtube.com/channel/UCIjZssyxVzbc1yNkQSSW-Hg

1時間超の動画をご覧になるお時間がない方のために、文字起こしも掲載します。
※全編の文字起こしではありません、よろしければどうぞ動画をご覧ください。

ゲスト紹介
清水:みなさんこんにちは、<TAG>ダイアローグ2021年6月号です。再開して2回目です。石黒さん、再開して反響とかありました?

石黒:反響?あれば嬉しいんですが、、、まあ、それでも2年ぐらいやってなくて、非常に少数ですが、楽しみにしていてくれた人がいたんだなぁと。

清水:私も、1人2人ですが、メッセージいただきました、手伝うことがあったら言ってくださいって。動画の再生数は、公開して1ヶ月弱で50回くらい、コラム掲載のブログはもう少し多くて70~80くらいでしょうか、2年前と変わらない感じです。ここから下がっていかないように、少しずつ増やしていけるようにしたいと思ってます。
 でも、先月2人でいろいろ話をして、単純に楽しかったですね~。

石黒:そうそう(笑)、いいストレス発散になったというか。

清水:今回は、たくさんの人に興味をもって見て、読んでもらいたいテーマだと思うんですが、先月のダイアローグでは、昨年来のコロナ禍の中で豊田の文化芸術の状況の話をしました。それで第2回目はどんな話をするかを考えた時に、コロナって未曽有の、歴史に残る出来事だと思うので、もう1回コロナをテーマに、それも豊田におけるコロナの状況って実際どうなのか、マスメディアではやはり全国と言いながら東京の話がメインだし、東海地区で言っても名古屋のことが中心になりがちなので、豊田のコロナというテーマをやっておきたいと思いまして。
 ということで、今月はこの方をゲストにお迎えしました、新三河タイムス編集長の後藤真一さんです。よろしくお願いします。

後藤:よろしくお願いします、お久しぶりです。

清水:後藤さんは<TAG>2回目の登場です。最初からお詫びなんですが、前回出演いただいた回の文字お越しができてなくて、<TAG>再開を機にできてない分を少しずつやってるんですが、つい最近前回の分がアップできまして。
※2017年1月<TAG>ダイアローグ 第7回「豊田の私的現在民俗学的歴史といま・これから」ゲスト:後藤真一氏(新三河タイムス)動画及び文字起こしはこちら → 
 https://toyotaartgene.blogspot.com/2021/05/tag-720171.html

後藤:届いてました。

清水:それで、再見したんです。前回の2017年1月の時は、私たちが生きてきた、豊田の30~40年くらいのまちの歴史を振り返ったんですが、最後に5年おきくらいの節目で豊田の現状の話をしたいですねって話してて、前回から4年半経ちますので、ちょうどいい時期かなと思ってます。
 後藤さん、コロナの影響はいかがですか?

後藤:そうですね、仕事としては取材をリモートでしかできないということもなくやれてますし、大きな影響はないと思います。最初の緊急事態宣言では、学校が休校になったり、公共施設が閉まったり、イベントなどが中止になったりと、取材先が減ったということはありましたけど、その中でも自分たちでニュースを探してやってきました。

清水:逆にニュースも多かったんじゃないですか。

後藤:そうですね。

清水:そして、今回から、豊田ご当地アイドルStar☆Tの和久田朱里さんに、若者代表として、アシスタントとして参加してもらうことになりました。

和久田:がんばります。

清水:まずは、この画ずらをなんとかしたいとも思いまして(笑)

石黒:今回だって、朱里ちゃんがいないとおじさんばっかだからね(笑)

後藤:3人は50代ですね、私も3月に50歳になりました。

清水:そうでしたね、後藤さん私たちの1つ下ですもんね。画ずらだけでなく、若い人が思っていることもぜひ聞きたいというねらいもありますので、言いたいこと、わからないことは遠慮せずに発言してください。

豊田のコロナをデータで見る
清水:今回のテーマにおいて、まずは、豊田の新型コロナウィルス感染症の実際はどうなの?ということで、コツコツデータを拾いました。

石黒:さすが元役人ですね~。

清水:はい、こういうことずっとやってました。感染者数の動向とか、豊田市保健所にも照会を出しましたが、まずは、そもそも保健所ってなんぞやって話からしたいと思います、和久田さん保健所って何かわかりますか?

和久田:うーん、市民と病院を繋いでくれるところ?

清水:なるほど。実は、改めて聞かれると答えられない人も多いかもしれないと思い、調べてきました。まず、保健所って県の機関なんですね。定義を言いますと、
「保健所および保健センターは、地域保険法によって設置されています。「保健所」は広域的・専門的なサービスを実施し、住民に身近な保健サービスは市区町村の「保健センター」において実施されています」
だそうです。
 広域的なサービスを実施するということで、保健所は県の機関なんですが、豊田市は中核市なので、保健所機能は豊田市が担っています。愛知県内では、政令指定都市の名古屋市と、中核市の豊田市、岡崎市、一宮市、豊橋市が県ではなく、市が保健所を持っている。この5市以外の市町村は、県が管轄しています。
 みよし市は、衣浦東部保健所管轄ですね?

後藤:そうですね。

清水:豊田市が中核市になる前は、豊田加茂地域で保健所がありましたね。医療とか保健分野を担っているイメージです。

石黒:僕らが一番関わりがあるのは、イベント等で飲食物出店などする時に申請を出しに行くところってイメージですね。検便とか。

後藤:動物とかペットなども保健所ですね。

石黒:ああ、そうですね。野良犬は保健所が連れて行くってイメージですね。

清水:ということで、データを色々見ていきたいんですが、最初は豊田市の現在の状況です。この表は豊田市のホームページに掲載されているものです。
 


清水:こうやってみると、昨年の4、5月、最初の緊急事態宣言時は、今からみると感染者数は全然少ないですよね、これは全国的にそうなんですが。
 それから、感染者数は今年の1月と4月の方が昨年より断然多いんですが、相談件数は、昨年の8月が多くて、今年に入ってももちろん相談増減してますが、昨年の8月は超えてません。これ、よくとると、我々もコロナに関する知識が多くなっていちいち相談しなくてもよくなった、悪くとると、もう慣れてしまってきた、とも言えるかなと。

後藤:昨年の4月の頃は、初めての経験でしたからね。

清水:このグラフ等は豊田市のホームページで毎日更新されてますので興味のある人はどうぞ。

その次はデータを拾いました。豊田市、岡崎市、豊橋市、名古屋市、愛知県、それと東京都、大阪府の2021年5月1ヶ月間の感染者数実数と人口1万人あたり数です。




清水:人口1万人あたりのグラフを見てもわかるんですが、豊田市と名古屋を比べると1万人あたりでも名古屋市の方が多いです。県内のすべての市町村の感染者数を調べたわけではないですが、名古屋市が愛知県の平均を押し上げているという構図が推測されます。



清水:豊田市、岡崎市、豊橋市の1万人あたり感染者数のグラフを見ると、まあ、ほとんど変わらないか、豊橋が5月後半若干多いかなと。

石黒:クラスターが発生すると、こうなるのかもしれませんね。

清水:そうですね、言っても市内感染者の実数は1日10~20人くらいの推移ですから、数人増えるだけでも反映は大きくなりますね。

石黒:なんとなく豊田は感染者数多いのかなって思ってましたけど、こうやってみると、同じような他市と比べても、多くもなく少なくもないってことですね。同じような人口規模だと、大体同じような感染者数だと、少なくとも愛知県内で見ると。

清水:そうですね。それで、そういうことも含めて、豊田市に正式に照会をしまして、正式に回答をいただきました。

新型コロナウィルス感染症についての照会及び回答 豊田市感染症予防課 令和3年6月8日回答
○豊田市の感染者数の動向等について伺います。
質問① 各自治体のホームページ等を参考に人口1万人あたりの5月1日~31日1か月間の感染者数を調べさせていただいたところ、豊田市14.80人、名古屋市23.81人、愛知県18.37人となりました。
1万人あたりで名古屋市と10人近い感染者数の違いがありますが、そのことについて、理由の分析、推測等はありますか?
回答① 感染者数の多い少ないには様々な理由があると思われますが、状況は刻々と変動していますので、分析、推測等についてはお答えできません。
また、愛知県下においては、濃厚接触者の認定や検査対応等について、名古屋市や県内他自治体と違いはありません。


清水:という回答でした。まあ、この質問の答えはこうしかないかなぁとは思ってましたが、、、。ただ、ここで聞きたかったことの1つは、例えば濃厚接触者の認定方法とか、対応に自治体によって違いはあるのかってことで、それは電話でも聞いたんですけど、少なくとも愛知県内では自治体による違いはないということでした。なので、例えば検査数の違いで感染者数も違いがある、このウィルスは検査数が多ければ感染者数も増える傾向があると思うんですが、対応の違いが感染者数の多い少ないの要因ではないということになります。名古屋市が検査の範囲を広くやっているから、感染者数も多いということではないということですね。
 なので、名古屋市と豊田市ほかとの人口1万人あたり感染者数の差は、推測ですけど、やはり人口密度とか、繁華街の大きさとかが大きな要因なのかなぁと。

石黒:それは、全国的な傾向でしょうね。



後藤:でも、人口1万人あたりでみると、愛知県より東京都の方が少ないんですね。東京都は豊田市よりもちょっと多いくらいですもんね。

清水:そうなんですよ、情報としては感染者人数がバンッて東京1,000人超えた!って感じでニュースで出るので印象が強くなりますよね。愛知県も全国的に見て感染者数多いので、東京が少ないというわけではないんですが。

後藤:交通死亡事故についてもそうなんですけどね、豊田が多い多いって言われるんですが、人口あたりにするとワースト1ではないんです。行政側は啓発のためにも実数としてワースト1だってことを強調するんですが、実は人口で考えれば、一番多いわけではない。

清水:でも、こうやって感染者数の動向を検証してますが、そもそも感染者数ばかりが報道で強調されること自体にも疑問があります。無症状者が多い、無症状でも感染させる可能性があるというこのウィルスの特性を考えれば、感染者数だけで一喜一憂するのもちょっと違うんじゃないかと。

後藤:報道でも「金曜日としては過去最高」とか、そういう言い方をして不安をあおってますね、数が増えているってことを強調する言い方をする。

石黒:検査数って結構重要だと思うんですね。市の回答では、対応は違いがないということですが、検査数、例えば同じ規模の他市との検査数には違いがあるんでしょうか。

清水:検査数については、各自治体のホームページでは5月1ヶ月間の数がわからない市もあって、これまでのトータル検査数はわかるので、それを人口割りしてみました。ただし、検査数の人口割りは本当は正しくなくて、例えば陽性反応が出ると、2週間後などにもう1回検査する等あると聞くので、人口あたり何人が検査を受けているという数字でもないんですが、人口規模をならすための目安として、検査数を人口で割ると、

豊田市7.59% 豊橋市7.06% 名古屋市10.82%

となりました。岡崎市が医療機関の検査分が足された数字が見つからなくてわからなかったので出してません。こうやってみると豊田市と豊橋市はほぼ同じくらいですね。名古屋は少し多いですけど、これも、先ほど言ったとおり、陽性者は2回3回と検査をしますので、陽性者が多いと検査数も倍々で増えることになって、名古屋が2~3%多いのも誤差の範囲内かなと思います。なので、名古屋市が濃厚接触者認定の範囲が広くて検査数も多いので感染者数も多いということにはならないと推測されます。
 それから、病床数についても、豊田市感染症予防課に聞いてみました。

○新型コロナウィルス感染症用病床数について伺います。
緊急事態宣言等は、第一に医療ひっ迫を回避するための措置と、発表や報道で聞いています。
質問① 豊田市での新型コロナウィルス感染症用病床数は公開されていますか?公開されている場合はどこを見ればわかりますか? 公開されていない場合、現在の確保病床数を教えていただくことは可能でしょうか。
回答① 新型コロナウィルス感染症用病床については愛知県が県域全体を管理していますので、豊田市からはお答えできません。愛知県全体の病床数、使用率等は厚生労働省、報道等で公表されています。
質問② 現在確保されている病床数は、十分な確保数と認識されていますか?十分ではないと認識されていますか?
回答② 新型コロナウィルス感染症用病床については愛知県が県域全体を管理していますので、豊田市からはお答えできません。
質問③ 確保病床数は、新型コロナウィルス感染症流行の第一派(最初の緊急事態宣言発令時)の頃より増えていますか?増えている場合は、どれくらいの割合で増えていますか?また今後増えていく予定はありますか?
回答③ 新型コロナウィルス感染症用病床については愛知県が県下全体を管理していますので、豊田市からはお答えできません。

清水:病床数については、県全体で管理しているので、豊田市では回答できないという回答でした。電話で担当者も「こんな回答ですみません」って謝ってましたけど(笑)。それで、県に照会するまではしてません。実際は、県内での自治体区域を越えて入院する等もあると思いますし、なるべく近いところに入院することが原則だとは思いますが、臨機応変に対応してるでしょうから、豊田市内で何床確保しているという数字は出せないんだと思います。
 なので、都道府県ごとの確保病床数と使用率の数字を持ってきました。これは厚生労働省が1週間ごとでホームページに公表しているデータです。
 昨年の5月からの愛知県の確保病床数です。途中から重傷者用、これは病床数の内の重傷者用数です、それと使用率も出てます。






石黒:これは、入院待機の宿泊施設分とかは入ってるんですか?

清水:それは入ってないと思います。愛知県は、当初は約500床から始まって、現在は約1,500床確保されてます。ここに出てませんが、もう1つ即応病床数ってのが出てて、注釈を読むと、確保病床数は医療機関と調整済の病床数で、即応病床数は要請があれば受け入れ可能な病床数とあります。いわゆる調整してないけど入院できるはずの数字ってことだと思うんですが、昨年の早い時期、確保病床数500床の頃にも即応病床数は1,500となっていて、現在確保病床数が1,500となっているので、県内の受け入れ可能な病床の調整がほぼできて今1,500床確保になっていると、表から読み取れるのかなと思います、確認までしてないので推測ではありますが。
 だから、この1,500床というのが実際のキャパシティの上限で、ここを超える入院必要者が出てくると本当にまずい事態になるのでは?とも思います。
 これも市の担当者に聞きましたが、実際は1,500床常に空けてあるのではなくて、状況に応じてコロナ用病床は増やしたり減らしたりしているとのことです。
 最新状況、6/9現在(収録時)の愛知県の病床使用率は54%、重症者病床58%です。今朝の中日新聞に出ていた数字です。少し前までは60%を超えていましたが、これは全国的に見てもかなり多い方です。北海道、首都圏、愛知、大阪、沖縄が病床使用率がかなり高い。

石黒:さらに、本当は入院が必要な人が入院できてない状況もあるでしょうから、その使用率が実態とも言いきれないでしょうね。

清水:大阪は、一時期本当に入院ができない、医療ひっ迫を超えて、、、

石黒:医療崩壊が起きていたって言いますね。

後藤:日本の病床数は世界の中でも多いと言われながら、コロナ用は確保できない状況ですね。

清水:それもずっと言われてますね、いわゆる民間病院が多くて、強制できずお願いしかできないというのが政府の見解のようですけど。
 ここまででわかったことは、市単位で見ると、感染者数を人口規模で割った感染者数は名古屋市よりは少ない。同規模の岡崎市、豊橋市と比べると同じくらい。病床数は愛知県全体でしかわからないが、現在約1,500床が確保されている、使用率60%を超えてひっ迫した状況もあったが医療崩壊までには至っていない。1,500床以上が必要になってくるとまずい状況になるかもしれない。
 マスメディアの報道を見ていると、ショッキングなあおる言葉や数字に惑わされがちですが、こうやってデータをベースに、生活圏でもある自治体単位の状況を見ることも大切ではないかということで、調べました。
 最後に、豊田市感染症予防課にもう1つ、ワクチン接種のことについて聞きました。

○ワクチン接種について伺います。
豊田市における集団接種や個別接種について、行政のみなさんの迅速な対応等発表や報道で確認しています。
質問① 現在、医療従事者等及び高齢者の接種が進んでいるところかと思いますが、接種対象となっている12歳以上の市民全員の接種が終わる時期は、豊田市ではどれくらいになりそうか目安、想定はありますか?
回答① 豊田市でのワクチン接種の目安、想定につきましては、国が16歳以上のワクチン接種を行う期間を令和4年2月末までの予定としており、豊田市もそれに沿って実施を計画しています。

清水:この回答をもらった直後に、菅総理大臣が国会で64歳以下も11月までに接種を終わらせるという答弁があって、市の担当者からも電話があったんですが、今のところ国から具体的な指示がまだ来てないので、現時点では、来年2月までの予定で計画しているとのことでした。
 豊田市も6月から高齢者の豊田スタジアム等での集団接種や医療機関での個別接種が進んでいるところです。実際のところ混乱等はありますか?

石黒:うちの母親は岡崎在住なんですが、予約が全然取れなくてね、朝9時から電話とパソコンでやっても全然取れなくて、1ヶ月くらい経った今週やっと予約できて。それでも運がよかった方みたいで、まだまだ予約できない人がたくさんいるみたいです。
 豊田は比較的スムーズにみんな予約できていると聞いていたんですが、先週くらいから全然つながらなくなったって聞きますね。

後藤:75歳以上が先に通知があって、それから65歳以上が5月末から通知が発送されて、今だぶって申し込みがされてるから、一気に混雑しているんだと思いますね。

石黒:岡崎の場合は、最初から64歳以上で申込が始まったので最初から混雑して、豊田は75歳以上と65歳以上を分けてたので、最初はよかったけど、今両方の層が申し込むから混雑しちゃってるってことですね。

清水:うちの母親も今年75歳になったので、通知が来て「かかりつけ医がいるんでそこでやりたいけど、受診して予約して接種はその1か月後って言われちゃった。早くやるなら集団接種に申し込んだ方がいいのか、でも人が多いところはあんまり行きたくないし、、、」と言ってました。まあ、ワクチン打ってすぐなんでもできるようになるわけでもないし、1ヶ月違ったところで大差はないから、かかりつけ医でやってもらった方がいいんじゃない?って言いましたけどね。ライン申込でログインしてあげたりはしましたけど。

石黒:病院によっても、早い遅いの違いがあるようですね。

和久田:うちのおばあちゃんも、毎月検診に行ってて、来月の接種をもう予約したって言ってました。

石黒:豊田市では、接種会場でトヨタとヤマト運輸が協力して、カンバン方式を使ってというのが話題になってましたね。

清水:全国ニュースになってました。

石黒:後藤さんは取材行かれたんですか?

後藤:私は初日に豊田スタジアムの方に行きまして、特に混乱もなくスムーズにやってました。うちの母親は、猿投支所が近いんで相談に行ったら、すぐにその場で予約できたようです。

石黒:支所で申込ができる?

後藤:ネット申込を職員がサポートしてやってくれるんですね。

石黒:岡崎はそれを来週あたりから始めるみたいですけど、豊田市はもうやってるということですね。それは各支所でですか?

後藤:支所ですね。

石黒:本当は交流館単位くらいだと高齢者も便利なんでしょうけど、中学校区単位に交流館があるので。

清水:これから64歳以下の接種も進んでいくんでしょうけど、どうですかね、年内くらいに終わりますかね。

石黒:うーん、私は年は越すかなぁなんて思ってますが、でも菅総理が11月までって言ったので、がんばってやるかもしれせんね。

後藤:海外などはワクチン接種が進んだらマスク外してますけど、日本人は外さないでしょうね。

清水:そうですね、外さなそうですね。

略 (ワクチン接種等についての雑談)

※データ出典
新型コロナウィルス感染症感染者数:各自治体ホームページ、NHK特設サイト
人口:豊田市 岡崎市 豊橋市 名古屋市は2021年5月1日現在 東京都 大阪府は2021年4月1日現在(各自治体発表)
病床数等:厚生労働省ホームページ

コロナ禍にまつわることで思うこと
清水:豊田市のコロナにまつわることで感じたのは、情報発信についてなんですが、豊田市長は小まめにYouTubeで動画も公開してて、それは評価していいと思いますけど、どうしてもいわゆる公式発表になっちゃうんで、本当はもう少し詳しいステートメントがあってもいいのにって思うんです。
 例えば、自分に身近な例で言うと、イベント開催の制限について、先月も言いましたが、第2派の後くらいから少し緩和されたというか、対策を徹底した上で恐れずに開催検討していいという方針があったという噂があって、でもどうも今回の緊急事態宣言時はまた厳しくしているみたいなんですよね、これも噂なんですけど。公式の制限は収容率50%以下等同じなんですが、対応が違っていて、そういうこともちゃんと公式で説明していいと思うんです。「今回は変異株も増えてきて感染力も強いようなのでちょっと厳しくします」とか説明されれば、こちらも従うのにって。もっと違う理由かもしれませんが。個別の事例が方々から耳に入って、どうも厳しくしてるみたいだってわかるという感じなので。
 ただ、これも裏を返すと、そういう説明を公式にしちゃうとすごいクレームがきちゃうからできないんだろうなとも思いますけどね。他市はいいのになんで豊田市はダメなんだとかね。これは、市民も行政を信頼している、行政も市民を信頼しているという状況でないとできない。

石黒:今まさにオリンピックがそういう状況でね、エビデンスって言うけれども、国も、行政も、我々も、雰囲気で動いちゃってるなぁって感じますよ。本当にオリンピック開催にどれくらいの危険性があるのか、それで感染者数がどれくらい増えるのか、科学的には疑問もあると思うんですが、雰囲気として「やめた方がいい」ってなってるのかなと。
 例えば外をジョギングで走っている人までマスクする必要があるのかとか、最近公園も封鎖してますけど、そんな必要があるのか。おそらくそんな必要はないと思うんだけど、あれも雰囲気ですよね。

清水:公園でもね、大人数で密集してバーベキューして飲食してたらよくないけど、離れてレクレーションしてる分には問題ないはずなのに、一律公園利用禁止ってなっちゃう。ごく少数のクレーマーがギャンギャン言うからでしょうけど、社会全体がそういう風潮になってきていたのが、このコロナで一気に加速したと思います。

石黒:うちの娘も豊田の公立高校に自転車で通ってるんですが、高校の近所の住民から、マスクをしないで自転車通学している生徒がいると学校に通報があったみたいで、生徒全体に学校から「自転車通学時もマスクを絶対に外さないように」って言われたって聞いて。うちの娘はまじめにマスクして通ってますけど、それは本当にナンセンスだなと思いますよね。
 そういうことを通報する市民はまあいるだろうなとは思いますが、学校がそれを真に受けて、生徒に指導しちゃうって、安心安全を考えても、どちらが大切かって、すぐわかると思うんだけど。そういうことが、学校に限らず、いろんな場面であるんだと思います。本当に大事なことはされてなくて、雰囲気で、ポーズでやっておくようなこともまだまだ多いなというのが実感です。

清水:そういう世知辛い世の中だなってのも、国単位で変えていくのって気が遠くなってしまって、日本人は、、、って愚痴を言うだけになってしまいがちなんですが、地域単位ならまだなんとかなるかもって思えるんですけどね、、、。

後藤:地域単位も難しいかもですよ、他の地域から言われちゃいますから。

石黒:豊田市もオリンピックのパブリックビューイングが中止になりましたね、愛知県が中止を要請してそれに従ったわけですけど、一市くらいね「うちは感染対策ちゃんとやって、パブリックビューイングやります」って言うことろがあってもいいのになぁって、個人的には思っちゃいました。

清水:それこそ、さっきのコロナの検査についてでも、県下同じやり方じゃなくて、うちは広い範囲で検査しますってことがあってもいいと思うんです、マスク外してなくても会った人は一律濃厚接触者として検査しますよってやっても。まあ、国や県から違うことはしないようにって言われるんでしょうけど。地方分権って言われて長いですけど、そういうところ建前と本音は全然違うなって思いますね。

石黒:オリンピックに関して言えば、コロナのことだけじゃなくて、利権とか政治とか、そういうそもそものこともごっちゃになって反対って言ってる人も多いとは思いますけどね。本来なら、やれる方法をみんなで考える、例えば無観客というのも1つの方法だと思うし、そういう方向に向かうべきところが、なんかよくわからないけど、とりあえず中止ってなってしまうのは、短絡的かなって思いますね。

豊田でのコロナの状況
清水:ここまでで大変長くなってしまったんですが、いよいよ本題です(笑)。豊田市の新型コロナウィルス感染症自体の現状を知った上で、後藤さんにここ1年の豊田の実際をお聞きしたいと思うんですが、とりあえず市内企業、店舗・飲食店等、学校、医療機関、各地域(コミュニティ、自治区)など項目立てしてみました、後藤さんからみて豊田市の状況はどうですか?

後藤:今思っているのは、何回か緊急事態宣言も出て、飲食店も時短営業とかアルコールが出せないとかもあって、それに大分慣れてきてしまっていて、果たしてコロナが終息しても復活するのか、、、今の状況が当たり前になってしまって、もう戻らないのではないか、その辺りが心配ではありますね。

清水:飲食店以外の市内の一般の企業等はどんな状況ですか?リモート進んでますか?

後藤:トヨタなんかはすぐリモートにしましたね。

清水:工場などは難しいですね。

後藤:工場はできないですが、ホワイトカラーの人達はリモートでやってますね。

石黒:ずっとリモートでやってますよ。部とか部署によって違いはあるでしょうけど、基本的には昨年来ずっとやってますね。

清水:工場等も時々クラスター発生のニュースを耳にはしますが、大きな問題にはなってませんね。

後藤:そうですね、あの規模の従業員数にしては感染者も少ないと思います。

清水:トヨタ以外の企業活動もいかがですか。

後藤:そうですね、トヨタの業績もいいですし、部品関連企業もコロナの状況でも活発に企業活動している印象です。

清水:製造業自体は、直接コロナの影響は受けにくい分野ということもありますね。

後藤:逆に、人と接するサービス業、飲食、ホテル等は厳しいと思います。特にホテルは、トヨタ系に関する出張者が皆無ですし、海外からの来豊者もいないし、ここ1年駅前でも白人外国人は一切見なくなりましたからね。

清水:観光業も、特に豊田は出張者が多くを占めていたと思いますが、出張しなくてもことは足りるってわかってしまったので、コロナが終息しても戻らないかもしれませんね、、、。

石黒:現状豊田のホテルは厳しそうですか?

後藤:厳しいと思いますね。小さいところだけでなく、大きいところは従業員もたくさん抱えているので、影響は大きいと思います。

清水:もしかしたらやめてしまうところが出てくるかもしれませんか。

後藤:そうですね、ありえると思いますね、飲食店なんかも。飲食店は今緊急事態宣言下で、営業は夜8時まで、アルコール提供も禁止でやってます。ただ、何店舗かアルコール出しているお店はありますけどね。そこは人があふれかえってます、、、。

清水・石黒:そうですか。

後藤:密になってますね、、、。

石黒:その辺り、県の行政指導が入るってニュースがやってましたね。

清水:ちょっと前は路上飲みとか公園飲みを取り締まるみたいなニュースもあって、最初はパチンコ屋を叩くみたいなこともあった。でもそういう悪者さがしみたいな報道って、うーん、どうなの?って思ってしまいます。

後藤:代わりに、屋外施設、キャンプ場などは繁盛してますね。去年もゴールデンウィークはキャンプ場がいっぱいで、河川敷とか本来はキャンプ禁止のところでやってる人が増えてた。

清水:学校などはどうですか。

後藤:学校もリモート学習が進んだと思います、豊田市はその辺り遅れている方だったんですが、この機会に背中を押されて。いいきっかけにはなったと思います。

清水:学校内もみんなマスクして授業受けてますか?

後藤:高校は全部マスクつけてですね。

石黒:クラスメイトの素顔見たことないって言ってますね。

清水:数か月前にStar☆Tのメンバーに聞いたんですが、例えば発熱して学校を休んて、熱が下がって登校する時にコロナに関する調査とか聞き取りとかあるの?って聞いたら、いや特にないですよって言ってて、大丈夫?って思いました。

石黒:まあ、厳密にやり過ぎても、進んでいかないということもあるんじゃないですかね。

清水:各地域、コミュニティとか自治区などはどうでしょうか。

後藤:自治区も手引きを出して、例えば文書による役員会、総会開催などで対応してますね。豊田はわくわく事業など住民活動は盛んですけど、その辺りはほぼ中断してしまっています。

石黒:これを機会にやめてしまえっていう事業が出てきていると思いますね。いいきっかけになっているものもあるとは思いますが、本来は必要な事業もなくなるきっかけになってるとも思う。相当市民活動への影響は大きいと思います。1回やめたものを再開させるってかなり大きなエネルギーが要りますしね。

清水:地域の交流が減ることが、じわじわと5年10年後に効いてくるというか。

石黒:少子高齢化もあって、地域コミュニティが大事になるのは間違いなくて、そのために色々進んでいたものが、コロナで一気に沈んで、やっぱり必要だとなった時に、下がったところからまた上げていくのは大変だろうなぁって思います。コロナによる倒産ってありますか?

後藤:今のところは聞かないですね、飲食店も含めて。大手が閉めたままというのはありますが、倒産はまだないと思います。

和久田:でもファンの人で失業したって人はいました。

清水:アルバイトやパートの人などの雇止めなどはあるでしょうね。

後藤:豊田でいうと中京大生は全国から来てて、アルバイトしないと厳しいけど、なかなかない状況はあると思います。

清水:豊田全体で見ると、サービス業よりも製造業が中心な街なので、飲食店やホテルなどは厳しいでしょうけど、全体的に沈んできているということではないと。

石黒:そういう意味でいうと、リーマンショックの時の方が豊田では影響が大きかったかもしれませんね。

後藤:それはそうですね。あと東日本大震災で電力不足があったりの頃の方も、影響は大きかったかもしれません。

石黒:なので、企業活動はまだ影響は少ないけれど、市民活動への影響が大きいと言えますね。

後藤:そうですね。

清水:身近でいうと、笑劇派さんが団員半分くらい退団になってしまって、そうか、、、って思ったんですが。

和久田:ちょうどコンビニで南平さんにばったり会ったんですよ、もう雇えないっておっしゃってました。

石黒:あと豊田おいでんまつりの中止がこの前発表されましたね。マイタウンおいでんなど関連事業も多くて、特にイベント業者や音響、照明等の業者さんは厳しいだろうと。

清水:Star☆Tもマイタウンおいでんのオファーもらってたんですが、開催日が近かった1ヶ所はキャンセル料いただきました。市の補助金も今回はキャンセル料が認められているようです。

石黒:そうですか。演劇に関していうと、去年の状況で公演を打ったのは、音響や照明などのスタッフさんの救済の意味もあったんですが、今年の方が厳しそうでね。本当は今年やらなくちゃいけないくらいだけど、もう自分の方も財政的に厳しい状況で。

清水:これは交流館で収録してますけど、今20時までなので1時間分安くなってます。

石黒:そういえば、文化施設も会場使用料半額になりました。50%以下収容なので。文化芸術活動者応援キャンペーンということで、みなさんもぜひご利用ください。

清水:コロナに関して話してきましたが、後藤さん、総括何かありますか?

後藤:やっぱりワクチンに期待するしかないですかね。

石黒:変異株が入ってきたりして、先が見えそうでまだ見えない状況ですが、今のこの流れを一旦でも止めることができるのはワクチンということになるんでしょうね。

略 ワクチン等について雑談してます

豊田での情報発信のあり方 先月の続き SNSについて
清水:今回、本当は、コロナの話は半分くらいで、新聞記者の後藤さんがゲストなので、地域での情報発信のあり方について話をしたかったんですが、もう時間がなくなってしまいました、、、。なので、また近いうちにゲストにお越しいただいてと思います。
 それで、1つだけしたい話があって、先月石黒さんと話した中で、これまではいかにして豊田の文化芸術情報を集約して発信するプラットフォームを作るかを考えてきたんだけど、SNSではみんなが興味のありそうな情報ならそれなりに届くので、プラットフォームの問題ではなくて、情報の内容の問題なのではないか。でもそうすると、わかりやすくて見やすくて、みんなが飛びつきそうなもの以外、例えばこの<TAG>のような長くて、一緒に考えなければいけないようなものは、いくら発信しても拡がらないのではないか、、、と暗澹たる気持ちになったんです。
 でも、その後、ネットとかSNSについてちょっと勉強して、某社会学の本を読んでいたら、腑に落ちることが書いてあった。インターネットは開かれたメディアで、世界を変えたことは間違いないと。でもSNSは、開かれているようで閉じられたメディアであり、その違いは意識しなければならないっていう内容があって、はっとしたんです。
 先月石黒さんと話す中で1つ大きな前提が抜けていて、私たちのSNSの目的って宣伝・告知なんですよ、でも、SNSを使う多くの人達の目的って宣伝じゃなくて友達を作ることなんですね。でも、たぶん石黒さんも同じだと思いますが、私もSNSで友達作ろうなんて思ってない。その前提が抜けていた。
 私が映画を作って上映会、映画祭をしようとした時から、いかにして友達や知り合いじゃない人に観に来てもらうかをずっと考えてきたんです。アイドルに関しても同じで、もはや20年そのことだけを考えてきたと言ってもいい。そこから考えると、SNSってやっぱり友達に来てもらえばいいってメディアだと思うんです、もちろん情報が届く数は全然多いですけど。でもやっぱり友達の友達はどこまで言っても内輪であって、思いもよらない出会いとか、聴いたことがなかった音楽聞いて雷に打たれるとか、行くつもりのなかった演劇公演を観てやりたくなっちゃうとか、そういう電気が走るような出会いって、実はSNSじゃあ経験できない。広告が好みを予想して勧めてくるのと同じで、自分に似たような世界が広がるだけで。
 だからと言ってSNSは一切使わないってことは、ありえないんですが、それに全乗っかりはしない、開かれた出会いができる状況は作っておかなくてはいけないと思う。それがチラシなのか、街中でストリートで何かやるのか、こちらもいろんなところに出かけていくのか、いろいろあると思いますけど、SNSは開かれているようで閉じられたメディアだということは押さえておかなければならないって思うんです。

石黒:演劇はパイが小さいので、まずは友達に観にきてもらって、その友達に来てもらってということが最初なので、SNSによる情報拡散も効果はあると思うんですが、その先を考えると確かにそう思います。
 ただ、最近思っているのは、今日は朱里ちゃんも来てるんで聞きたいんだけど、若い層はフェイスブックってちょっと、、、おじさんたちのものって思ってるって聞くけど、実際どうなの?

和久田:私もアカウントは持ってますが、上の世代の人達のもの、、、というイメージです。

石黒:やっぱりそうなんだ。じゃあ今は何なの?

和久田:今は、インスタグラムじゃないですか。

後藤:でも、ツイッターはインスタグラムより昔からありますが、まだまだ利用者は多いですね。

和久田:私たちも、情報発信のメインはツイッターです。

清水:フェイスブックとツイッターやインスタの違いって、匿名性ですかね、フェイスブックは一応記名制ですからね。あるいはフェイスブックはビジネス臭がするのか、、、。

後藤:フェイスブックを使っている年代が上の層って、文章が長いんですよね。ツイッターって文字数が限られるし、インスタは画像が中心だし。

石黒:ラインでも、若い人たちは文章が短い、おじさんおばさんは文章が長いって。テレビでやってました。「はい、今日帰ります」でも、若い人は、「はい」で送って「今日」で送って「帰ります」で送るって。私たちは「はい、今日帰ります」って文章で送るでしょ、もう感覚が違うというか。

後藤:「はい」だけで送ったら、あ、間違えたって思っちゃいますよね(笑)

清水:ラインも、我々にとっては連絡ツールですけど、若い人にとっては連絡ツールじゃなくて会話ツールなんでしょうね。でも、やっぱり会って話した方がいいし、ちゃんと伝えるには長い文章も必要だし、演劇でも映画でも音楽でもわかりにくい複雑さの中にこそ深みがあるし、思いもよらない時にこそ人生を変える出会いがあるかもしれないってことを、おじさんと言われても言い続けなければと思います。

略 雑談してます

豊田での情報発信のあり方 新聞の未来
石黒:最後にもう1つだけ後藤さんに、新聞に未来はあるかどうか聞きたいんです。

清水:新三河タイムスの発行部数は増えてる?減ってる?

後藤:ずっと変わらないですね。うちは企業とか個人事業主、団体等が主な購読層で、固定層の増減はそれほどない。でも一般紙は影響が大きいと思います、昔なら結婚して家建てたら必ず新聞も取りましたけど、今学校で古新聞持ってきてって言うと、家に新聞ないからわざわざ買いに行くっていうくらいで。

石黒:それすごく感じてて、もう一般紙は取る必要がなくなってる。取ってても読むのは三河版とか県内版で、それなら地方紙、新三河タイムスとか矢作新報とかでいい、そっちにお金を出したい、全国ニュースはネットみればいいって思っちゃう。だから地方紙にとってはチャンスというか、地方紙の時代が来てるんじゃないかと思います。

後藤:急激に増えることはないと思いますが、維持でしばらくはいくんじゃないかと。

清水:市域範囲ぐらいの情報が実はあまりないってのは、ここでもよく出る話ですけど、みんながもっとそのことに気づき始めると、もっともっと重要になってくると思います。

後藤:全国紙やブロック紙の経営状況が悪くなっていくと、支局がどんどん統廃合されて、記者も減っていってとなりますね。

石黒:それこそ逆効果ですよね、読者は地域の情報を求めてるのに、そこが縮小されていってしまうのは。

後藤:あと、全国紙はいかに紙からネットで収益を得る、課金とかそういうシステムを作れるかでしょうね、今無料で情報出してますけど。日経などは上手くいっているようですが。

清水:新聞売れなくなったらなくなればいいじゃんって思う人もいるかもしれませんが、統治機構のチェック機関としての報道機関がなくなっちゃうのは民主国家としてまずいですからね。ヤフーニュースもラインニュースも、元のニュースソースは新聞の記者が書いているものが多いので。

後藤:そういう記者がネットニュースに移動してく時代になるんでしょうね。もう、広告収入もネットがテレビを抜いてますから。

清水:私も新三河タイムス定期購読しようと思ってます。週刊で月1,300円ですね、あと各号はネットでも購読できますので、みなさんもぜひ。
 後藤さんと話したいこと半分くらいしかできなかったんですが、また近いうちにゲストお呼びします。和久田さんも最後に一言。

和久田:次回はもっと話せるようにしておきます。

一同:ありがとうございました。

出演者プロフィール
後藤真一(ごとうしんいち)
 新聞記者、新三河タイムス編集長。豊田市出身、在住。高校卒業後東京の大学に進学、卒業後帰郷し、新三河タイムスに入社。
 以後、豊田市を中心に取材活動や様々なイベント・催し、会議等に参加、Facebook等でも紹介し、ふっとワークの軽さと顔の広さには定評がある。
新三河タイムスサイト http://www.shinmikawa.co.jp/                       

石黒秀和(いしぐろひでかず)
 1989年に倉本聰氏の私塾・富良野塾にシナリオライター志望として入塾。卒塾後、カナダアルバータ州バンフに滞在し、帰国後、富良野塾の舞台スタッフやフリーのシナリオライターとして活動。1993年より9年間、豊田市民創作劇場の作・演出を担当する。
 2003年、2006年には国内最大級の野外劇「とよた市民野外劇」の作・演出を担当。その後、人材育成の必要性を実感し、舞台芸術人材育成事業「とよた演劇アカデミー」(現在はとよた演劇ファクトリー)を発案、実行委員として運営に携わり、2011年から2015年まで短編演劇バトルT-1を主催する。
 2012年からはTOCを主宰して市民公募のキャストによる群読劇を豊田市美術館などで上演。2017年からは、とよた市民アートプロジェクト推進協議会委員長として様々なアートプログラムの企画・運営に従事し、同年、とよた演劇協会を設立。会長に就任し、2020年、とよた劇場元気プロジェクトを実施する。
 その他、演劇ワークショップの講師や人形劇団への脚本提供・演出、ラジオドラマ、自主短編映画製作など活動の幅は多様。これまでの作・演出作品は70本以上。1997年からは公益財団法人あすてのスタッフとして社会貢献事業の推進にも従事。豊田市文化芸術振興委員ほか就任中。平成8年度豊田文化奨励賞受賞。平成12年とよしん育英財団助成。平成27年愛銀文化助成。日本劇作家協会会員。

清水雅人(しみずまさと)
 2000年頃より自主映画製作を始め、周辺の映画製作団体を統合してM.I.F(ミフ Mikawa Independet Movie Factory)を設立(2016年解散)。監督作「公務員探偵ホーリー2」「箱」などで国内の映画賞を多数受賞。また、全国の自主制作映画を上映する小坂本町一丁目映画祭を開催(2002~2015年に13回)。コミュニティFMにてラジオ番組パーソナリティ、CATVにて番組制作なども行う。
 2012年、サラリーマンを退職/独立し豊田星プロを起業。豊田ご当地アイドルStar☆T(すたーと)プロデユースをはじめ、映像制作、イベント企画などを行う。地元の音楽アーティストとの連携を深め、2017年より豊田市駅前GAZAビル南広場にて豊田市民音楽祭との共催による定期ライブToyota Citizen Music Park~豊田市民音楽広場~を開催。2018年2019年には夏フェス版として☆フェスを同会場にて開催、2,000人を動員。
 2016年、豊田では初の市内全域を舞台にした劇場公開作「星めぐりの町」(監督/黒土三男 主演/小林稔侍 2017年全国公開)を支援する団体 映画「星めぐりの町」を実現する会を設立し、制作、フィルムコミッションをサポート。2020年、団体名を「映画街人とよた」に改称し、2021年全国公開映画「僕と彼女とラリーと」支援ほか、豊田市における継続的な映画映像文化振興事業を行う。
 2017年より、とよた市民アートプロジェクト推進協議会委員就任し(2020年度終了)、あいちトリエンナーレ関連事業の支援やとよたアートプログラム支援を行う。

和久田朱里(わくだあかり)
 豊田ご当地アイドルStar☆Tリーダー、役者、ラジオパーソナリティ。豊田市出身、在住。
 2012年18歳の時にStar☆T2期生オーディションに合格し、Star☆Tの入団。2014年よりStar☆Tリーダー就任、現職。2016年からはStar☆Tの運営スタッフも兼務する。
 Star☆Tの活動以外にも、演劇舞台出演、ラジオパーソナリティ、テレビ番組でのレポーター等も行う。


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